Web制作

執念と探求

執念と探求
暑いのが苦手なので、一年で一番嫌いな季節がやってくるのが憂鬱なWeb制作二ツ矢です。

10代の頃から、なにかと収集癖はあるのですが、30代になっても変わらず好きなものの一つがスニーカーです。(写真は今月初旬にはるばるスペインからやってきました)

最近のスニーカー市場から言うと、世界的なスニーカーブームが2年ほど前から復活しています。
どれくらいのブーム復活かというと、人気のスニーカーの発売日には、販売数が約50足くらいのものに2000人もの人が列をなして抽選を受けるという・・・。

簡単に言うと「みんながほしいものは中々手に入らないよ」ということです。

でもそこをほしいものは「執念で手に入れる」という行動に自分は出ます。
国内では手に入れるのことが難しいので、今では日本から飛び出し、アメリカはもちろん、イギリス、スペイン、ドイツ、スイス、ポーランドと様々な国から個人輸入を行っています。
(もちろん海外でも難しいのは難しいのですが・・・)

最近ではさらに「この国は他の国より手に入れやすい」など、さらに自分の欲求を満たすための執念に明け暮れ、海外のWEBサイトをパトロールする毎日です。

かなり自分の趣味の話になってしまいましたが、制作という仕事においても「執念」と「探求」は不可欠な要素だと自分は思っています。

何があっても、どんなことを要求されても遅延なくリリースを行う「執念」。
常に最適化され、トレンドをつかんだ制作を行うための「探求」。
どちらも仕事には欠かせない要素だと考えます。

確かにクライアントは様々な難しい、無理な要求をしてきます。
ですが、そこをどうやってスケジュールに落とし込んで、優先事項を決めてクライアントの合意を得るかは、目的が達成するまで挑み続けられるかどうか、ということではないでしょうか。

コネクティに入社して2年が経ち、デジタルな業務の中感じるのは、アナログがすごく重要だということです。

「探求」がない人はそもそも制作には向いていないと思いますが、どうしても技術者はニーズよりシーズを優先する傾向があります。もちろん技術者ですのでシーズを打ち出すことは重要ですが、それは時と場合による気がします。

むしろ、リリースするためには何が最適なのだろうかと「探求」し続けることが一番重要ではないでしょうか。時には最適なものが最先端な技術かもしれませんし、何年も前の技術かもしれません。さらに言うとスケジュール的に最適なものかもしれませんし、クライアントへの話し方が重要なのかもしれません。でもその結果がクライアントの満足度も高く、最適だったという事実が一番重要なのだと思います。

どうしても長くやっていると、「これで間違っているはずがない」とか「これが一番なんだ」と思いがちです。自分が正しいと決めつけてしまうんです。経験値は重要ですが、それが仇となることもありますので・・・。

長くなってしまいましたが、好きなものは「執念」と「探求」を継続的に行うことは容易なのですが、仕事となると中々そうはいきません。
常にフラットな考えを持つことはとても難しいことですが、入社して2年経った今、もう一度仕事と向き合って考えたいと思います。

ENTRY エントリー

Web制作 新着ブログ