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心のホットボタンを押されました。

心のホットボタンを押されました。
はじめまして、ディレクターのAramotoです。
コネクティに入社してもうすぐ1年が経とうとしています。

当時、入社面談を通して感じたのは、
「非常に前向きな思考で成長しながら、日々の仕事に向き合える」という強い印象を
感じ、その時の感性(熱くなるものを感じた)で入社を決めたのを覚えています。

話が大きく変わりますが、、
先日の休日、家族と「ファミレス」に行ってきました。
まだ小さな娘2人と夫婦+義理の母と妹の計6人で。

普段は少し高めの価格設定がされているレストランであるため、
ほとんど行く機会がなかったのですが、たまたま見かけた
新聞の折り込みチラシに「キッズメニューすべて100円!」が
なかなかのインパクトがあって「セットメニューも100円」だったわけです。

『これは、いいね!』

結果的にかかったお食事代金、、
トータルでいつもより3,000以上高いじゃん!
って、そりゃそうですよ。普段食べない料理にサラダセットと
お酒好きな大人2人が料理が美味いからワインが進むわねって。
まぁ、予想通りの展開です。

この日は子連れの家族が店内にとにかく多くて、ほとんどのテーブルで
キッズメニューに注文が入ってました。

普段は大人が多いファミレスですが、子供は大騒ぎで、
子連れの家族にとっては楽でしたが、普段行かない店舗に行くキッカケは
こんなに単純なことから始まるのかなと思いました。

グループで定期的にクーポンも配信しているようですが
さすがに100円メニューはインパクトあります。

・キッズメニューが安い
・大人も普段食べないメニューを選ばざるをえない
→たまにはいいもの食べたい。(プチ贅沢したい)
・子供はある意味放置で騒いでいたとしても、迷惑にならない。
・運転手(自分)がいるからゆっくりおいしいワインを楽しめる(らしいです。)
・片付けしないでいい
※値段以上の価値がそこにあったと思います。

いろんな理由(心のホットボタン)があることと、
自分に言い訳もできることもあいまって、お店の戦略にハマるカタチとなりました。

他社の製品を買って売るわけではなく、自前のメニューを価格設定することで、
消費者を引きつけて(キッカケ作って)売れ上げアップを達成できたので、競合に迷惑もかけてません。
大成功のチラシ投入『施策』だったんだと思います。

ポジショニングによる戦略でターゲット別に施策をするのも大事だとは
理解していますが、「良さそう!いいね!」と思わせるボタンをつくる
インサイトの戦略も行動を起こさせるためには非常に大事なんだと、
改めて感じることができる経験となりました。
※とりとめのないよくある家族の出来事を通して---

何気ない日々の経験を重ねながら、消費者インサイトの引き出しを足していき、
日々成長していきたいと思っています。
最後までご覧頂きありがとうございました。

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